
休職して2ヶ月ほど経った頃、はじめての産業医面談がありました。
その頃は、少しずつ動けるようにはなっていましたが、家族以外の人と話すことに強い不安がある状態でした。
産業医面談はどんな形で行われる?
私の職場では、
産業医・保健担当者・直属の上司との
「3対1」
での面談でした。
担当者も上司も昔から知っている人だったので、
ボロボロになっている自分を見せることに強い不安がありました。
あとから主治医に聞いて知ったのですが、
産業医面談は通常、産業医と二人きりで行われることが多く、
同席者を断ることもできるそうです。
ただ当時の私は、
「断る」という選択を考える余裕すらなく、
そのまま流れに身を任せていました。
産業医面談で聞かれること
面談では、主に次のようなことを聞かれました。
- 日々の過ごし方
- 服薬の状況
- いつ頃からつらくなったか
- 仕事の内容と量、どちらが負担だったか
- 何が一番つらかったか
- 復職についての主治医の意見
- 自分自身は復職したいと思っているか
「つらかったら答えなくても大丈夫ですよ」とも言われました。
初回の面談は、ほとんど話せませんでした
45分の面談でしたが、
最初から最後まで泣いてしまい、
ほとんど答えることができませんでした。
2回目の面談|復職したい気持ちが強かった頃
休職から4ヶ月ほど経った頃、2回目の面談がありました。
この頃は体もかなり動くようになっていて、「早く復職したい」という気持ちが強くなっていました。
主治医に相談したところ、「面談で話すことを紙に書いておくといい」とアドバイスをもらい、事前にメモを用意しました。
- 生活リズムについて
- 復職の希望
- 休職に至った原因
- 不調を自覚した時期
- 主治医の意見
- 再発防止のためにできること
それでもうまく話せませんでした
準備をして臨んだ面談でしたが、実際には強い緊張と不安で、言葉がなかなか出てきませんでした。
メモを見ながらでも、片言でしか話せない状態でした。
「まだ復職は難しい」と言われた理由
産業医からは、再発防止の観点から
「作業内容や働き方について、もう少し具体的に整理する必要がある」と言われました。
つまり、その時点では復職は難しいという判断でした。
面談前は復職する気持ちでいっぱいだったので、正直、納得できない気持ちや怒りもありました。
でも今振り返ると、
面談であれだけ強い不安を感じていた時点で、まだ復職のタイミングではなかったのだと思います。
3回目の面談|「まだ休みたい」と思えた頃
休職から半年ほど経った頃、3回目の面談がありました。
この頃は、
「まだ休みたい」という気持ちを自分で認められるようになっていました。
日々の過ごし方や服薬状況を伝え、復職はまだ希望していないこと、主治医も同じ考えであることを話しました。
産業医から言われて安心したこと
産業医からは、
「焦らず、ゆっくり休んでいいですよ」と言われました。
それでも私は
「でも焦ります」と伝えてしまい、また涙が出てきました。
すると、「安心して復職できるようにこちらも考えるので、焦らなくて大丈夫です」と改めて言ってもらえました。
産業医面談を受けて感じたこと
主治医は、どちらかというと気持ちに寄り添ってくれるタイプ。
産業医は、もう少し客観的に状況を見て判断するタイプ。
最初は戸惑いましたが、今は「2人の視点で見てもらえている」と思うと、むしろ安心感があります。
これから産業医面談を受ける方へ
産業医面談と聞くと、
「何を聞かれるんだろう」
「うまく答えられるかな」
と不安になると思います。
私自身、ほとんど話せなかった回もありました。
でも、それでも大丈夫でした。
うまく話せなくても、泣いてしまっても、そのときの状態をそのまま見てもらうことにも意味があるのだと思います。

