しんどさ:1/10(本丸御殿の見学・所要時間10分程度)
※階段はなく、見学範囲もコンパクト。ゆっくり見ても10分ほどでした。
※今回の「しんどさ」は、駅やバス停までの移動ではなく、現地でのお城の登城・見学に必要な体力を基準にしています。

埼玉県川越市にある日本100名城・川越城。
行ってみてまず感じたのは、「お城だけを見るなら、かなり気軽に行ける場所だな」ということでした。
現存する本丸御殿が残る貴重なお城なのに、入場料はなんと100円。
しかも、本丸御殿の見学だけなら10分ほどで、階段もありません。
一方で、川越の街には食べ歩きのお店や神社、博物館などがあり、夏休みの休日ということもあって、たくさんの観光客でにぎわっていました。
今回は、公共交通機関を利用して実際に訪れた川越城について、
- 100名城スタンプの場所
- 本丸御殿の見学
- 現存建築を見て感じたこと
- 無料駐車場事情
- 川越の街の雰囲気
を紹介します。
本川越駅からバスで氷川神社へ
今回は公共交通機関を利用しました。
西武新宿線の本川越駅から小江戸巡回バスに乗り、氷川神社で下車。
バスで十数分ほどでした。
せっかく川越まで来たので、まずは氷川神社を散策。
この時期は風鈴や風車がきれいに飾られていて、浴衣姿の方も何人もいました。
暑い時期でしたが、冷房の効いた休憩スペースもあり、少し休憩できたのもありがたかったです。
氷川神社を見たあと、川越城本丸御殿へ向かいました。
氷川神社から本丸御殿までは徒歩約10分
氷川神社から本丸御殿までは徒歩約10分。
氷川神社まではバスで来たので、最初は本丸御殿がどちらの方向にあるのかよく分かりませんでした。
そこでGoogleマップを見ながら歩いて、まずは大通りへ。
大通りに出てからは、本丸御殿までの道が分かりやすくなり、迷うことなく向かうことができました。
歩道も整備されていて歩きやすく、特に歩きにくいところはありませんでした。
本丸御殿のすぐ横に無料駐車場
本丸御殿のすぐ横には無料駐車場がありました。
ただ、私が訪れたのは夏休みの休日だったため、満車。
少し離れたところにも無料駐車場があるという案内が出ていました。
車で訪れる場合は、そちらも候補になりそうです。
そして、駐車場のすぐ横にあるのが本丸御殿。
ここで、歴史音痴の私はちょっとした衝撃を受けました。
「これがお城?」と思った本丸御殿
本丸御殿を見たとき、最初に思ったのは、「これがお城?」でした。
なにしろ私はかなりの歴史音痴。
お城といえば天守閣、くらいの知識しかありませんでした。
川越城に現存しているのは、本丸御殿です。
現存する本丸御殿は日本に2つしかなく、とても貴重な建物だそうです。
玄関の屋根も、私には見たことのない形。
詳しいことは分からないながらも、「さすが現存建築!」と、分からないなりに威厳のようなものを感じました。
歴史に詳しくなくても、実際に残っている建物を見ると、写真で見るのとはまた違った印象があります。

スタンプは入場料支払口の向こう側
100名城スタンプは、入場料を支払う場所の向こう側に設置されていました。
つまり、スタンプだけ押したい場合でも、100円を払って入場する必要があります。
でも、入場料は100円。せっかくなので、本丸御殿もしっかり見学することにしました。
現存本丸御殿を100円で見学!
そして、この入場料には驚きました。
訪問時現在でなんと100円。
現存する本丸御殿を100円で見られるのは安い!
現存建築を長い年月にわたって保存していくには、改修や維持管理など、かなりの費用がかかるはず。
本丸御殿の中には、改修や保存についての展示もありました。
詳しい内容は覚えていないのですが、こうした貴重な建物を長い年月にわたって残していくこと自体、とても大変なことなのだと思います。
それを考えると、「こんなに貴重な建物を100円で見せてもらっていいんですか?」という気持ちになりました。
100名城スタンプ目的で訪れたとしても、100円なら本丸御殿も一緒に見学していくのがおすすめです。
現存建築ならではの雰囲気
本丸御殿は靴を脱いで見学します。
私が訪れたときは入場者が数組しかいなかったため、脱いだ靴は下駄箱に入れました。
ところが、見学を終えて出るころには入場者が増えていて、脱いだ靴はビニール袋に入れて自分で持ち歩くようになっていました。
混雑状況によって対応が変わるようです。
建物の中には階段はなく、板張りの廊下を順路に沿って進みます。
それほど広くないので、10分もあれば一通り見て回れる規模感でした。
現存建築というだけあって、廊下や柱、部屋の造りが「昔の建物ってこういう感じなんだな」と思わせてくれます。
特に部屋がいくつも連なった家老詰所は、印象に残っています。
エアコンなし。でも、この日は意外と快適
現存する建物なので、もちろんエアコンなどはありません。
8月半ばだったので、暑さはちょっと心配でした。
ただ、この日は比較的涼しい日。
御殿の中は開け放してあり、風がよく通っていました。
そのため、見学中は思っていたほど暑さを感じませんでした。
とはいえ、外気温が高い日や真冬の寒い日は、また感じ方が違うと思います。
訪れる時期によっては、暑さ・寒さ対策をしておいたほうがよさそうです。
畳に座って、のんびり見学
夏休みの休日でしたが、本丸御殿の中はそれほど混雑していませんでした。
そのため、自分のペースでゆっくり見学することができました。
特別に休憩スペースが設けられているわけではありませんが、人が少なかったので、畳の上に座って部屋をぐるりと見渡したりもしました。
こうしてちょっと座って眺められたことも、今回のしんどさが1だった理由のひとつです。
階段もなく、見学する範囲もコンパクト。
急いで歩く必要もなく、全体的にのんびりした雰囲気でした。
川越の街は観光客でいっぱい
本丸御殿の中はそれほど混雑していませんでしたが、川越の街にはたくさんの観光客がいて、観光地らしい活気のある街だと感じました。
食べ歩きをしている人や浴衣姿の人もいて、街全体が観光を楽しんでいる雰囲気でした。
そこで、ちょっと気になったことが。
「みんな、どこで何をしに来たんだろう?」
本丸御殿にはそれほど人がいないのに、街にはこんなに人がいる。
結局、みなさんが何をしに来たのかは分かりませんでした。
川越城だけではもったいない
川越の街を歩いていると、少し理由が分かった気がします。
川越には食べ歩きのお店や神社、博物館など、立ち寄りたくなる場所がたくさんあります。
今回は川越城の本丸御殿を中心に見ましたが、川越城だけ見て帰るのは、ちょっともったいない街だと思いました。
本丸御殿の見学だけなら約10分。
体力もほとんど使いません。
だからこそ、川越の街歩きと組み合わせるのにも向いていると思います。
お城の見学で体力を使い切らないので、そのあと食べ歩きを楽しむ余力も十分残せそうです。
まとめ
【まとめ】
川越城は、貴重な現存本丸御殿を気軽に見学できるお城でした。
歴史音痴の私でも、廊下や柱、部屋の造りを眺めながら、「これが昔から残っている建物なんだ」と感じたり、家老詰所で当時の様子を想像したり。
本丸御殿の見学は10分ほどで、階段もなく、体力的にもかなり楽でした。
一方で、本丸御殿を見たあとも街にはたくさんの人。
「みなさん、いったい何をしに来たんだろう?」という疑問は最後まで解決しませんでした。
ただ、歩いているうちに少しわかった気がします。
川越、なんとなく食べ歩きしたくなるんです。
……これは観光客が多いのも納得です。



