休職してから、定期的に産業医面談を受けています。
先日、約2か月ぶりに面談がありました。
少し前に主治医から、「復帰はあなた次第。やれると思えるなら」と言われていました。
そのときはなんだかちょっと突き放されたような気持ちになりました。
でもあとから考えると「医学的には復帰を考えてもいいくらいには回復している」って意味だったのかもしれないとも思えました。
なので今回の面談では、もしかしたら復帰の話を具体的にするのかなと思いながら受けました。

面談前は意外と落ち着いていた
今回は、面談の1週間くらい前に連絡がありました。
前回までのようにすごく身構えることもなくて、前日になってようやく
「明日面談か。復帰について聞かれたら何て答えよう」
と考えたくらいでした。
職場に近づくと出た身体の反応
でも当日職場の建物に入る直前になると、バクバク動悸がしました。
面談前に直属の上司から書類を受け取った時も、手が少し震えていて「まだこうなるんだな」って、自分でちょっとびっくりしました。
面談では
- 日々どう過ごしているか
- 薬はちゃんと飲めているか
みたいなことを聞かれました。
その流れで、最近やっているゲームの話になりました。
『ぽこあポケモン』というのんびりしたゲームなんですが、タスクがあると全部終わらせたくなってしまって、毎回、頭が痛くなるまで続けてしまいます。
私はそれを
「仕事との向き合い方と同じかもしれない」
と伝えました。
すると産業医からは、
「休職して家で休んでいても、結局仕事と同じことをしてしまうんだね」
「そういう考え方とか好みって、生まれつきの部分もあるから、なかなか変えにくいんだよ」
と言われました。
復帰の話は出なかった
面談では、今までの感じから
- 復職についての主治医の意見
- 自分自身は復職したいと思っているか
も聞かれると思っていました。
面談中、一瞬だけ復帰の話になりそうな空気がありました。
でも、そのタイミングで産業医が保健担当者に、少し首を横に振って目配せしていたんです。
それを見て、「ああ、まだなんだな」と、ちょっとがっかりしました。
でも同時に、ホッとした気持ちもありました。
復帰したい気持ちはある。でも100%ではない。
たぶん、そんな状態だったんだと思います。
結局、聞かれると思っていた復帰についてのことは聞かれませんでした。
カウンセリングの話
実は今回、いちばん聞きたかったのはカウンセリングのことでした。
少し前から、「うつっぽさはかなりよくなってきたけど、不安はまだ残ってるな」と感じていました。
薬だけじゃなくて、自分の考え方とか思考のクセにも向き合ったほうがいいのかもしれない。
そう思って主治医に相談したら、「うちでは難しいので、職場の制度を確認してみては」と言われていました。
そこで産業医に、「職場のカウンセリングって受けられますか?」と聞いてみました。
結果としては、個人的には使えないとのことでした。
ただ、その代わりに通いやすい場所にあるカウンセリング先をいくつか紹介してもらえました。
普段はわりとはっきり言うタイプの産業医なんですが、今回はかなり親身になってくれている感じがしました。
さらに保健担当者からは、「実は今回、こちらからカウンセリングを勧めようと思っていました」とも言われました。
2ヶ月前の面談では、「まだカウンセリングの段階じゃないかもしれないけど、いずれは」と言われていたので、自分の中ではちょっと嬉しかったです。
次の段階に進めたような気がしました。
初めて見せた笑顔
今回、もうひとつ印象に残ったことがあります。
睡眠の話になった時、
私は「朝は家族を送り出すために起きるので、寝不足の日は昼寝で補っています」と話しました。
すると産業医から、「旦那さんの朝ごはんなんて作らなくていいよ」と言われました。
それで私は、「夫のは作ってないです」と返しました。
すると産業医に、「面談中、初めて笑顔を見ました」と言われたんです。
自分では笑っているつもりはなかったんですが、言われてみればその瞬間だけは自然体だったのかもしれません。
「あとちょっとだね」
面談の最後に、「あとちょっとだね」と言われました。
復帰まであとちょっと。
私はそう受け取りました。
本当の意味はわかりませんが、嬉しかったです。
ちょっと自信にもなりました。
一方で、不安もありました。
復帰のことを頭の中でぐるぐる考えている自分がいます。
職場に近づくと動悸がする自分もいます。
まだ完全に準備できたとは思えません。
それでも、前みたいに「復帰なんて無理」と思っていた頃とは違います。
面談の中で、「笑顔が出た」と言われたこと。
カウンセリングという次の選択肢が見えたこと。
そして、「あとちょっとだね」と言われたこと。
復帰直前だとはまだ思えません。
でも、近づいている。
そう思えました。

