
「ただの睡眠不足」だと思い込み、やり過ごしていた日々
朝、目が覚めた瞬間から、もうしんどい。
「またご飯を作らなきゃ」と思っただけで気持ちが沈む。体は重くて動かない。布団の中でギリギリまで粘って、時間に追い出されるように起きる。
そんな朝を、私は何年も繰り返していました。
でも当時は、「みんなこんなもの」と思っていました。夜は遅くて、朝は早い。働いていれば当たり前。朝起きられないのは、ただの睡眠不足。そう思って、なんとかやり過ごしてきました。
でも今思えば、それだけではなかったと思います。
早く帰ろうとしても、思うように仕事が進まない。前はできていたことが、同じようにできない。焦るのに、体はついてこない。結局帰る時間は変わらず、また次の日の朝がつらくなる。その繰り返しでした。
そして私は、止まりました。
「頑張り方」を変えるという決断
休職して、「もう辞めた方がいいのかもしれない」と何度も考えました。
そうやって考えていくと、結局この仕事しかやってきていない、というのが正直なところでした。
ただ、前と同じやり方はもうできません。無理をすれば、また同じことの繰り返しになるだけ。
今は復帰に向けて、「頑張り方を変える」ことを考えて、日常の負担を減らすことを意識しています。
完璧主義を手放すための「食事のルール化」
たとえば食事。
毎日メニューを考えるのが、思っていた以上に負担でした。
そこで、曜日ごとに大まかなメニューを決めました。月曜は揚げ物、火曜は魚、水曜はひき肉、木曜は丼もの。
そして金曜は「各自で食べる日」。
正直、言い出すのは怖かったです。言ったあと、最初はあまりいい顔はされず渋々といった感じでしたが、それでも続けていくうちに、少しずつ当たり前になっていきました。
更年期は「やり方を変えていい」というサイン
全部ちゃんとやらなくても、生活は回る。
むしろ、少し手放した方がうまくいくこともある。
更年期は、「これまで通り」が通用しなくなる時期です。
それは衰えというより、「やり方を変えていい」というサインなのかもしれません。
私はまだ、その途中です。

