
正直に言うと、休職したばかりの頃のことは、はっきりとは覚えていません。
それくらい余裕がなかったんだと思います。
当時は自覚がありませんでしたが、今思えば更年期の症状も重なっていたのだと思います。
ただ、断片的に覚えていることや、あとから思い返して気づいたことはあります。
今回は、そんな「休職してすぐの頃」のことを書いてみます。
休職が決まった時の、安堵と不安が入り混じった複雑な心境
前回の記事にも書きましたが、休職が決まったときは正直ホッとしました。でも同時に、仕事のことが頭から離れませんでした。
迷惑をかけることが本当に嫌で、でもつらくてどうにもできない。
そんな状態のまま、引き継ぎのメールを送り終えて、ようやく少しだけ安心できました。
好きなことすら楽しめず、ただ泣いていた日々
休職したら、少しは楽になると思っていました。でも実際は、何もできませんでした。
好きだったテレビドラマを見ることも、テレビゲームをすることもできず、ただ布団の中で横になって、泣いてばかりいました。
仲のいい同僚が心配して連絡をくれたのですが、返信することもできませんでした。
返したい気持ちはあるのに、頭が混乱して文章が作れない。無理に考えようとすると頭痛がして、涙が出てしまう。
結局、何も返せないままでした。
自分で自分を疑ってしまう苦しみ
どうしても外出しなければいけない用事があったときも、普通に歩くことすらできませんでした。
歩く速度は遅く、顔も上げられず、夫にしがみつくようにして、なんとか移動していました。
それでも、そんな自分の状態を
「これは演技なんじゃないか」
「ズル休みしているだけなんじゃないか」
と疑ってしまっていました。
10日後の「動かなきゃ」という焦りと、その後の寝込み
10日ほど経った頃、少しだけ動けるようになりました。
それまで後回しにしていた掃除や手続きを、やらなきゃと思って動きました。
当時は「1ヶ月くらいで復職する」と思っていたので、焦る気持ちも強かったんだと思います。
でも、無理に動いた翌日は、一日中寝込んでしまう。
そんな繰り返しでした。
休んでいる間も、ずっと復帰のことを考えていました。
翌月の仕事、年末、年度末。やることが頭に浮かんでは、「迷惑をかけてしまう」と思っていました。
更年期世代は休むこと自体が難しい。半年経った今だから言える「しっかり休むことの重要性」
半年経った今も、まだ復帰はできていません。
今でも、心の奥には焦りがあります。
更年期世代は、仕事だけでなく、家のことも抱えていることが多いと思います。
だからこそ、「しっかり休む」ということ自体が難しいのかもしれません。
それでも今振り返ると、家族の理解を得て、できるだけしっかり休むことが、結果的には復帰への一番の近道だったのではないかと感じています。

